みんながしあわせになる
ために調和をつくる網本頌子です♪
「最近、生理の量が多い…」
「過多月経なのかもしれない」
って思ったこと有りませんか??
そんなとき、とても不安になりますよね。
医師としての立場から言うと、
もちろん過多月経は
貧血や子宮の病気が隠れている場合があります。
だから、検診を受けてチェックすることは
とても大切です。
その上で、
体が心の声を代弁しているサインとして
みることもできます。
出血は「回復のサイン」
ハマー博士の「五つの生体自然法則」では、
症状には大きく2つの段階があるといわれます。
- トラウマや強いストレスを受けて緊張している時期(交感神経優位)
- それが解消されて体が回復している時期(副交感神経優位)
実は、生理の出血が多いのは
2番目の“回復のサイン” なのです。
体は「もう大丈夫」と感じたときに、
溜め込んでいたものを流し出すように働きます。
だから、大量の出血は「悪いこと」ではなく、
体がちゃんと浄化と修復をしている証拠でも
あるんです。
私自身の体験から
実は、私自身も過去に
「生理の量が多い…」と不安になったことが
ありました。
医師である私ですら、
「このままで大丈夫かな」と思ってしまうくらい、出血が多いと心配になるものです。
振り返ると、
その頃の私はちょうど
パートナーシップに悩んでいた時期でした。
「本当はもっと支えてほしいのに、言えない」
「寄り添ってほしいけど、
受け止めてもらえないかもしれない」
そんな気持ちを心の奥に抱えていました。
今思うと、体はその気持ちを代わりに表現してくれていたのだと思います。
出血は
「私はもっと安心したい、もっと大事にされたい」
という心の声。
体を通して、
私に気づかせてくれたサインだったのだ
と思います。
それでも繰り返すのはなぜ?
問題は、同じことが毎月繰り返される場合です。
- 母になることへの不安
- パートナーとのすれ違い
- 自分の居場所がないという孤独感
- 抑え込んできた怒りや悲しみ
これらのテーマが解消されずに
心の奥に残っていると、
毎月「同じ痛み」が呼び覚まされ、
体はそのたびに回復を繰り返そうとします。
だから、出血が多いことは
「あなたの体が、まだ癒されていないテーマを
教えてくれているサイン」でもあるのです。
自分を責めずに、まず気づくことから
もしあなたが過多月経に悩んでいたら、
どうか「私の体はダメなんだ」と
思わないでください。
出血は、あなたの体が
「もう安心していいんだよ」
「ここに居場所があるんだよ」
と伝えようとしている大切なメッセージ。
まずは、その声に気づいてあげることが、
体と心の両方にとって大きな癒しになります。
まとめ
- 生理の出血が多いのは回復のサイン
- 繰り返すときは未解消のテーマがある証拠
- 妊娠・出産がテーマのとき「母になる不安」「パートナーシップ」「居場所」「抑圧された感情」が関係しやすい
- 自分を責めずに「体が教えてくれる声」に耳を傾けよう
最後に
私は産婦人科医としても、
ヒプノバーシングや心理学を学んできた
立場からも、
ママたちに
「安心して自分の体を信じられる」
ようになってほしいと願っています。
過多月経もまた、体からの大切なメッセージ。
その声に耳を傾けることで、
きっと次の一歩が見えてきますよ。
あなたは今、
体からどんなサインを受け取っていますか?
「なんとなく気になる不調」や
「繰り返す症状」があるなら、
そこには心からのメッセージが隠れているかもしれません。
私はこれからも、
体のサインを「医学」と「心の声」の
両面から読み解く記事を書いていきます。
LINEでは、
みなさんからの「こんな不調を読み解いてほしい!」というリクエストも募集しています。
あなたの声が、次の記事や発信のテーマになるかもしれません。
ぜひ気軽にメッセージしてくださいね。

コメントを残す