「寝たらもったいない」と思っているママへ

「生理の時に、腹痛や腰痛は今までもあったけれど、
 ここ1年で頭痛や節々の痛みも出るようになりました」


こんなご相談を頂いた。

さらに、
仕事もある。

子どもの行事や体調不良で休むこともある。
だから、自分の体調不良では休みにくい。

夜は眠いのに、
「寝たらもったいない」
と思って、ついSNSを見てしまう。

寝不足で頭痛がするのもわかっている。

でも、仕事・育児・家事から離れた、
やっとの自分時間が惜しくて、なかなかスマホを置けない。

この気持ち、すごくよくわかる。

日中ずっと誰かのために動いていると、
夜になってやっと

「ここからが私の時間」

と感じることがある。

これは、いわゆる“リベンジ夜更かし”に近い状態かも。

リベンジ夜更かしって?


夜更かししてしまうのは、意志が弱いからではない。
日中に、自分で自分の時間をコントロールできている感覚が足りていない。
その反動として、夜に自由を取り返そうとしている。

だから、まず自分を責めなくていい。

ただし、ここは大事。

理由があることと、そのまま続けていいことは別。
寝不足が続けば、頭痛、だるさ、節々の痛み、イライラ、
集中力の低下は起こりやすくなる。

夜のSNS時間で、
一瞬だけ自分を取り戻しているように見えて、
実は翌日の自分の体力を前借りしている。
しかも、利息つきで。

だからといって、いきなりSNSをゼロにしなくて大丈夫。
それはたぶん、逆にストレスになってしまう。

大切なのは、夜の自分時間を全部なくすことではない。

夜中にしか自分時間がない生活を、少しずつ変えていく。

たとえば、日中に5分だけ。
お茶を飲む。
好きな音楽を1曲聴く。
外の空気を吸う。
何もしない。
トイレで深呼吸する。
本当に小さなことで大丈夫。

「自分で選べた」
「自分で決められた」
「私は私の時間を持てている」

そんな感覚を、日中に少しずつ増やしていくこと。

それが、夜中に自分時間を取り返さなくてもよくなる第一歩になる。

頭痛や節々の痛みについて。


ここ1年で新しく出てきた症状なら、
「年齢のせいかな」
「疲れてるだけかな」
で終わらせないでほしい。

月経に関連した頭痛、PMS、更年期に向かうホルモン変化、
子宮内膜症や子宮筋腫など、確認した方がいいこともある。

鎮痛剤を飲むこと自体が悪いわけではない。
でも飲みすぎる弊害はあるし、
毎月つらいのが当たり前、鎮痛剤でしのぐしかない、
と思い込まないで。

受診までにできることとしては、記録がおすすめ。

生理の何日前から頭痛が出るのか。
どこが痛いのか。
節々の痛みはいつ出るのか。
鎮痛剤を何回飲んだのか。
睡眠時間はどれくらいだったのか。

こういう情報があると、婦人科や頭痛外来で相談しやすくなる。

紙に書くのが大変なら、
頭痛ダイアリーアプリを使うのも一つ。

たとえば「ズツノート」のようなアプリで、
頭痛の強さや薬を飲んだタイミングを記録しておくと、
自分のパターンが見えやすくなる。

大切なのは、我慢することではない。
そして、完璧に生活を変えることでもない。

まずは、
「私は疲れているんだな」
「自分の時間が足りていなかったんだな」

と気づいてあげること。

そして、夜中に自分時間を取り返すのではなく、
日中に少しずつ「私は私の時間を持てている」という感覚を
増やしていくこと。

自分を責める必要はない。
でも、自分の体の声を後回しにし続けないで。

まずは今週、
「自分で選べた」
「自分で決められた」
と思える時間を、日中に5分だけ作ってみて。

その小さな変化が、
来月の自分を少し楽にしてくれる。

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